マイホームの購入は、多くの方にとって人生で最も大きな買い物の一つです。
そのため、不動産会社とのやり取りも慎重に進める必要があります。
最近では電話だけではなく、メールやLINEで連絡を取り合うことが増えていますが、私はお客様に「できるだけ文面で残しましょう」とお伝えしています。
今回は、不動産購入において文面化することの大切さについてお話しします。
電話や対面での会話は便利ですが、後から内容を確認することができません。
そのため、
「そんな話は聞いていない」
「そういう意味で言ったつもりではなかった」
「勘違いしていた」
ということが起こることがあります。
人によって言葉の受け取り方は違うため、同じ説明を聞いても理解の仕方が異なることもあります。
不動産取引では、
・購入金額
・引渡し時期
・修理の有無
・設備の内容
・契約条件
など、重要な内容がたくさんあります。
もし口頭だけで話を進めてしまうと、後から認識の違いが出てくる場合があります。
メールやLINEで内容を残しておけば、
「いつ」
「誰が」
「何を」
伝えたのかを確認できます。
結果として、お互いの安心につながります。
不動産の購入では、分からないことがたくさん出てきます。
その時に、
「大丈夫ですか?」
という聞き方ではなく、
・修理の予定はありますか?
・固定資産税はいくらですか?
・駐車場は引渡し後すぐ利用できますか?
というように、具体的に質問することが大切です。
質問が明確になると、回答も明確になります。
質問した内容については、できるだけ文面で回答をもらいましょう。
電話で回答を受けた場合でも、
「確認のため、LINEでも送っていただけますか?」
とお願いするのも良い方法です。
後から見返せるため、安心して取引を進めることができます。
不動産購入は高額な取引なので、不安や焦りが出ることもあります。
しかし、感情的な文章になると、本当に伝えたい内容が伝わりにくくなります。
例えば、
「なぜ連絡が来ないのですか!」
ではなく、
「〇月〇日に確認した件について、進捗を教えてください。」
と伝える方が相手も対応しやすくなります。
冷静で簡潔なやり取りは、結果的にスムーズな取引につながります。
メールやLINEは、相手を疑うためのものではありません。
お互いの認識を合わせるための大切な記録です。
不動産会社にとっても、お客様にとっても、
「後で確認できる」
ということは大きな安心材料になります。
不動産購入は何百万円、何千万円という大きな買い物です。
だからこそ、
「大事なことは必ず文面で残す」
ことをおすすめします。
分からないことは遠慮せず質問し、回答もできるだけメールやLINEで残してもらいましょう。
そして、やり取りをする際は感情的にならず、事実を整理して端的に伝えることを心掛けてください。
文面化は相手を責めるためではなく、お互いが安心して取引を進めるための大切な手段です。
後悔しないマイホーム購入のためにも、「記録を残す習慣」をぜひ意識してみてください。